ディオクレティアヌスとコンスタンティヌスの時代。テトラルキアの成立と終焉。

未曾有の危機に陥った帝国を救うべく、二人の皇帝が抜本的改革に取り組んだ。領土の分割統治、キリスト教の公認――だが皮肉にも、その努力が衰退を加速させてしまう。衰亡史、いよいよ佳境に!

ローマが「ローマ」でなくなっていく―帝国再建を目指した二人の皇帝、だがその努力が、逆に衰亡へと拍車をかける。塩野七生が描く新たな「衰亡史」、いよいよ核心へ。

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